認定後、任意で「人間ドック実施指定」を受けることができます。
「人間ドック実施指定」を受けると、健康保険組合連合会に加盟している健保組合、林野庁 団体共済部に加盟している共済組合と、個別契約を行わなくても、ご施設の設定した料金で人間ドックの受入れができます。また日本健康開発財団には健診の質が担保された施設として情報を提供しています。
一般社団法人日本病院会と公益社団法人日本人間ドック学会・予防医療会の連名で指定します。
契約団体・情報提供先 | 内容 |
健康保険組合連合会 | 名称「健保連人間ドック健診」として人間ドックの受入れが可能 |
林野庁 団体共済部 | 名称「一日ドック」の受入れが可能 |
日本健康開発財団、地方職員共済組合 | 情報提供のみ |
人間ドック実施指定の手続き
指定を受けるには所定の手続きが必要です。認定後に事務局から指定希望に関する書類を送ります。
指定施設の必要条件
指定施設は下記事項を理解して、契約団体に対して適切な形で「一日ドック」「健保連人間ドック」の提供をお願い申し上げます。
基本検査項目/オプション検査項目について
●「一日ドック」「健保連人間ドック健診」は、原則、日本人間ドック・予防医療学会が定める基本検査項目を過不足なく実施すること。
※オプション検査項目は学会ホームページを確認してください。
参考:2024年4月時点のオプション検査項目
・上部消化管内視鏡 ・乳房診察+マンモグラフィ
・乳房診察+乳腺超音波 ・婦人科診察+子宮頚部細胞診
・PSA ・HCV抗体
その他
●「一日ドック」「健保連人間ドック健診」実施時に、組合より特定健康診査項目部分(質問票含む)の電子データの提供を求められた場合は、国の定める電子的様式(XML)にて通知すること。
●「一日ドック」「健保連人間ドック健診」は、原則組合請求です。(利用者と確認のうえ変更は可能)
●日本人間ドック・予防医療学会の施設会員であること(施設会員 年会費30,000円)
●機能評価認定結果を日本人間ドック・予防医療学会ホームページに公表すること。
●日本人間ドック・予防医療学会が毎年実施するアンケートや調査に極力協力すること。
費用項目 | 金額 | 請求時 |
人間ドック実施指定料 ・指定に関わる資格準備、事前手続き等の費用 等 | 100,000円 (税込) | 指定開始年のみ |
人間ドック実施指定 年会費 ・指定契約継続の為の事務管理表(各種通達・連絡文書等) ・人間ドックに関する研究資料の集計・作成等の費用 等 | 5,000円 (税込) | 毎年 |
指定を辞退する施設、または登録内容(開設者、施設名称、所在地、電話番号等)に変更が生じた施設は、事務局まで届け出ること(変更内容に応じて、指定継続のための審査が必要)。