理念・運営方針
健診施設機能評価事業は、健康寿命の延伸を人間ドック・健診の社会的使命と考えて平成16年(2004)に開始以来、以下3点を審査の中核的価値として培ってきました。
1.治療医学とは異なる予防医療の実践
2.受診者本人の取り組みと生活の重視
3.教育の重要性
問題箇所の指摘に終わらず、認定施設が地域における予防医療のリーダー的存在として活動することを期待し、その育成に努めています。
これらの価値観を発展させて、社会的要請に応える評価事業を目指しています。
1.予防医療の実践と確立を目指す
疾病治療とは異なる予防医療の実践を通じて、保健・医療における人間ドック・健診の役割を確立する
1)生活習慣を重視した健康診査と安全で効果的ながん検診の実施
2)日常診療を支え地域医療への貢献を目指す
2.人間ドック・健診施設の育成と受診対象者の啓発を図る
予防医療の重要性に鑑み施設と未受診者への働き掛けを強化する
1)人間ドック・健診施設に対する質向上と認定施設の増大
2)受診対象者への人間ドック・健診の理解推進と受診拡大
1.受診者利益の確保
受診者利益の確保を優先させた人間ドック・健診を実施する
2.健診施設・組織の質向上
人間ドック・健診の質は施設・組織に大きく依存することから、質向上には方針の確立や体制構築、職員教育、情報共有などの観点からその整備に努めることが重要
3.地域医療、企業の健康管理、保険者ニーズへ対応する
受診者の置かれた状況や環境を踏まえてその関係者ニーズに応える